ガールズちゃんねる
  • 181. 匿名 2021/08/22(日) 04:06:33 

    国の教育方針もあり、21世紀に入ってから公立の中高一貫校が全国的に誕生しています。

     東京都では2005(平成17)年に開校した白鴎高等学校・ 付属中学校(台東区元浅草)を皮切りに、現在10校の都立中高一貫校があります。倍率は年度や学校によって変わりますが、おおむね5倍前後で推移しており、合格を勝ち取るのは容易ではありません。

     東京都の中高一貫校は、

    ・前期3年と後期3年に分けている「中等教育学校」
    ・都立中学校と都立高校の顔を持つ「併設型」

    の2パターンがあります。

     中等教育学校では完全中高一貫校、併設型では高校入試が行われますが、近年この方式が大きく変化をみせているのです。

    2019年2月に東京都教育委員会が発表した「都立高校改革推進計画・新実施計画(第2次)」から、併設型の学校も高校での生徒募集停止の計画が公表されました。

     実際、五つある併設型のうち、すでに4校が2021年度や2022年度入学生の募集停止を決定しています。

     そして5月下旬、前述の白鴎高等学校・ 付属中学校でも、令和5年度入学生(現在の中学2年生)から高校での生徒募集を停止することが発表されました。

     東京都の方針に、ツイッター上では全てが完全中高一貫校になることで中学での募集定員が増えるという指摘がある一方、中学受験の過熱を懸念する声も上がっています。

     私立学校はその教育理念から、募集要項の変更は珍しくありませんが、都立学校はそう簡単に片付けられません。

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