-
1. 匿名 2021/08/15(日) 17:06:52
――「プレウォッシュ」とはどのようなものですか?
茂木 プレウォッシュは文字通り、洗濯機で洗う前の「前処理」「予洗い」のことです。プレウォッシュ液は、市販のスプレー容器などに弱アルカリ性の洗濯用液体洗剤と水を1対1で混ぜるだけで、自宅で簡単に作ることができます。食べこぼしやシャツの衿や袖など、汚れが目立つところにこのプレウォッシュ液を吹き付けて、15分間放置しておくだけで汚れが落ちやすくなります。
――洗濯のプロとして、家庭での洗濯でいちばん間違っていると思うのはどんなことですか。
茂木貴史(以下、茂木) 全部です(笑)。いま、高性能な洗濯機も増えていますし、洗剤もたくさんの種類が売られていますが、どんなに高価な洗濯機で人気の洗剤を使っても、間違った洗濯方法では汚れはきれいになりません。
クリーニング店では基本的に二槽式の洗濯機を使っていますが、これは水の量や脱水のタイミングを全部自分で設定できるからです。これはさすがにベースの知識がないと難しいかもしれませんが、正直、日本では最新のドラム式でなくても、タテ型で充分だと思っています。
――消費者としては、水を節約できる「節水」機能に優れている機種の方がいいように思います。水量が少ないことと洗浄力は関係があるのですか?
茂木 洗濯の「洗い」は汚れを繊維から浮かせるための工程で、「脱水」で汚れが繊維から離れます。そして、汚れが落ちているのは、実は「すすぎ」の行程なのです。美容院で髪を洗ってもらうと、「まだやるの?」というくらいすすぎに時間をかけますよね。これと同じで、すすぎは洗いよりも重要なんです。
すすぎが不十分で繊維に洗剤や汚れが残ると、そこに黄ばみが生じたり、生乾きのニオイの原因になったりします。よく、「汚れを落とすために」と少ない水量でたくさんの洗剤を使う方がいらっしゃいますが、いちばんやってはいけない間違いです。
(2ページ目)「ドラム式とタテ型、洗浄力で勝つのは?」「泥汚れを落とすのは洗剤ではなく…」 プロが教える意外と知らない“洗濯テクニック” | 文春オンラインbunshun.jp町のクリーニング屋でありながら、劇団四季やシルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングをしているクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA」。プロの洗濯ノウハウを伝授した著書『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム)のなかから、“長男”の茂木貴史さんに、今日から使える「正しい」洗濯方法を教えていただきました。(全2回の2回目。前編を読む)
+63
-6
-
13. 匿名 2021/08/15(日) 17:12:10
>>1
こんな長雨が続くと、バスタオルとか下着とか、ドラム式に放り込んで何時間後には乾いて出てくるって最高。
どうせ汚れがよく落ちても乾かすのに時間かかって臭くなるより余程マシ。+191
-5
-
27. 匿名 2021/08/15(日) 17:20:36
>>1
ドラムすぐに壊れたから縦型にしたら長持ちする
汚れも縦型の方が落ちるような気がする+29
-1
-
93. 匿名 2021/08/15(日) 18:30:14
>>1
予洗いしないでスプレーだけで済むならやりたい。
ブラシでゴシゴシするの面倒。+1
-0
-
139. 匿名 2021/08/16(月) 03:56:54
>>1
ドラム型めちゃくちゃ服傷むよね…+5
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
クリーニング店「LIVRER YOKOHAMA」を経営する「洗濯ブラザーズ」の初の著書『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』(アスコム)が、話題となっています。