-
133. 匿名 2021/05/13(木) 19:42:24
>>64
・戦争に行けず国のために死ねなかった事。
・天皇は神だと教えられ生きてきたのに敗戦で突然天皇は人なのだと知らされた事。
・快活で周りから愛され、自身とも仲が良かった妹が戦後間もなくして病死した事。
これが結局ずっと尾を引いて、三島由紀夫は自分は生きている価値がないと思っていたのだと思う。
小説を書き続けたのは自分が生き残った理由を追い求めたからだったのかも。けど多分どこかで最初から自分が信じてたものなんて最初からなくて、自分が生き残った理由なんて偶々運が良かったからだと悟ってしまったんじゃないかな。最初のきっかけは鏡子の家が酷評された事だと言われているみたいだけど、自分の小説が日本社会に求められなくなってきていると感じてもいたらしい。
天人五衰は冒頭を読んだだけで、もう執筆時点でこの人は死ぬ事を決めていたんだなと感じる。暁の寺まで確かにあった、虚無感と相反する生きることへの熱量が感じられないんだよね……。+33
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する