好きだった童話、昔話

[98. 匿名]

人魚姫！

子供ながらにバッドエンドが納得できなくて、何度も何度も読んだ結果、あそこで人魚が泡になるからこんなにも印象的なお話になるんだなぁと気づいた。

世の中ハッピーエンドだけが素晴らしいわけでは無いと人魚姫を読んで悟った。

[130. 匿名]

>>98
アンデルセンの人魚姫
たまたま持っていた本のイラストが素晴らしくて美しくて儚い物語にピッタリだった。
登場人物は誰も悪い人はいない。ライバルであるはずの隣国の姫も美しく優しい女性。魔女ですら公平な取引をしただけ。本当は異世界を勧めてなかったのかもしれない。解釈も難しいけど人魚姫は保守的だったわけじゃなくて新しい未知の世界に踏み入れた。でもどうしても自分以外の誰かの犠牲を払ってまでは幸せを掴むことが出来なかった。人魚姫は葛藤したり苦しんだりしたけど泡となって消えてしまった後その葛藤、優しさ、美しさすら人間は誰も知らず忘れてしまう。
子供心に切ないなと思っていた。