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3912. 匿名 2020/12/17(木) 01:48:15
>>3873
ごめん、無知で。
もう少し詳しく教えて欲しい。+2
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4020. 匿名 2020/12/17(木) 02:46:20
>>3912
人工呼吸器っていうのは、気管挿管と言って、簡単に言うと口から太い管を入れて、そこから人工呼吸器を繋いで強制的に肺を膨らませて呼吸をさせるという事なんだけど、これは文字で見る以上に、とても苦しい事なんだよね。当たり前だけど、口に太い管が入ってるんだから苦しいに決まってるよね。だから本人は暴れたり無意識に手を口に持っていって管を外そうとしてしまう。だから人工呼吸器したら、同時に鎮静をかけてウトウトさせる事になる。だから家族と普通に話したりはあまりできなくなる。そして気管挿管は一度してしまうと、自発呼吸ができて回復するか、病態が悪化して亡くなる以外に外すということは基本的にできない。そして気管挿管は長期間する事ができないので、2週間以上人工呼吸器が必要な場合は気管切開(喉を切る手術)してそこから人工呼吸器を繋ぐ事になる。そうなるともちろん話すことは基本的にできなくなるし、痰の吸引もずっと必要になってくる。そして気管挿管についても気管切開についても、24時間厳重に呼吸管理をしていく必要がある。
これはもうとにかく経験しないと分からないくらい、人工呼吸器をつけるというのはとても大変な事なんだよ。そして、高齢者で人工呼吸器が必要な疾患や状態というのは実はとても限られていて、多くの場合は人工呼吸器は適応ではない(付けることでの苦痛の方が大きい、回復の見込みがない等)とされてる。だからこそ、簡単に人工呼吸器と考えず、その時の疾患や状態、年齢や本人の意思も踏まえて慎重に決める必要がある事なんだよ。+22
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