ガールズちゃんねる
  • 224. 匿名 2020/10/01(木) 13:45:13 

    そもそも原作者が日本沈没を世に出したときは今みたいに災害が頻繁になかった。
    警鐘をならす気持ちもあったかもしれないけど、そんなに気にならない時期だったと思う。
    それをタイトルだけ独り歩きして別の方に行ってるのを作者は苦々しく思ってるかもね。

    +20

    -0

  • 515. 匿名 2020/10/02(金) 06:18:18 

    >>224
    この作品が世に出た昭和48年はそんなに安穏とした時代でもなかったよ
    土木工事が進んでないから台風が来ればすぐ大水が出たし、便所も汲み取り式だった影響で伝染病も流行った
    道路も未整備のところが多く家の中にダンプカーが突っ込んだり交通事故の死亡者数も今とケタ違い
    もちろん経済成長はしてたけど、その影で公害に苦しむ人が多かったり、怪しげな食品添加物が問題になったり、泥棒や空き巣、浮浪者なんてさほど珍しくなかったし、女の人が深夜に一人で帰宅なんて本当に危ないことだった
    オイルショックやあさま山荘事件の翌年で、世界はベトナム戦争やってて社会的不安は大きく、終末思想というかノストラダムスの大予言とかが流行ったりした

    とにかく今より簡単に人が死ぬし、人命も人権も軽い時代
    未来に希望のあった高度経済成長の裏で、それまでの日本から失われて行くものの多さにみんな怯えてもいた

    戦中派の著者はそんな時代に、日本人のアイデンティティをもう一度日本人に問いかけたかったんだろうと思う



    「日本人は……若い国民じゃな……」そういって老人はちょっと息をついた。「あんたは自分が子供っぽいといったが……日本人全体がな……これまで、幸せな幼児だったのじゃな。二千年もの間、この暖かく、やさしい、四つの島の懐に抱かれて……外へ出ていって、手痛い目にあうと、またこの四つの島に逃げこんで……子供が、外で喧嘩に負けて、母親の懐に鼻を突っこむのと同じことじゃ……。それで……母親に惚れるように、この島に惚れる、あんたのような人も出る……。だがな……おふくろというものは、死ぬこともあるのじゃよ……」

    +4

    -1