ガールズちゃんねる
  • 437. 匿名 2015/02/15(日) 09:19:45 

    どんな、「作品」にも主題(テーマでもテーゼでも良い)は存在する。
    発信者は受信者になにを訴えかけたいか、なにを伝えたいか?である。
    小説であれ、歌であれ、絵画、映像であろうと・・・それをどう受け止めるかは、受信者の感受性のちがいであり、ある意味勝手である。作者の放った矢が的のどこを射るかは作者の力量だろう。(ある程度は風向きの影響もあるが・・)放たれた矢の方向性が間違ってない限り、そう的を大きく外すことはないはず。(駄作で的に届かない場合は多々あるが)
    ・・・・・で、殉愛を読んで、作者の訴えたかったことはなにか?を働きの悪い脳伝達物質を駆使して考えてみた・・・・以下は「殉愛」の夫人の経歴以外全て真実であると、敢て、敢て、仮定しての思考である。

    文字通り「殉愛」・・男女間の愛の尊さ・・「ハニー」だ「アイラブユー」だ・・安っぽい出来損ないの「ハーレクインロマンス」のような文章の羅列・・・・詳細は除くが、これじゃない。

    たかじん氏の晩年の悲劇・・・親に捨てられ、娘は金しか頭にない、側近は役立たず・・・・しかし、本当に思ってくれている友人や関係者は多数いる・・・?なにより、神が遣わした天使である夫人がいる。これじゃない。

    介護の大変さ・・・・手がズルムケになり、突発性難聴になり、心筋梗塞を患い、24時間寝ず・・・・夜間譫妄の患者に殴られ鼻血まみれになり・・・・・無理があるが・・これか!
    しかし・・1億8000万円の業務委託・・・24時間勤務として、時給¥250、000・・・・うーん、私ならやる。しかも、ハワイだ北海道だの旅行付、アクセサリー、結構贅沢な衣食住も保障されている。
    これじゃない。

    結論・・・夫人が、唯一の、全財産の相続者であり、故人の代弁者として。死後発生する利権を独占できる
    正当性を牽強付会すること。これしか、この本「殉愛」の主題というか・・「存在意義」が見つからない。



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