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5144. 匿名 2020/08/16(日) 12:43:13
めちゃくちゃ個人的な話なんですが、アラフィフの私が子供の頃、今以上にこの頃のテレビは戦争のことばかりやっていました。
私は8月前半が誕生日。物心ついた頃には、“誕生日=戦争”が当たり前になっていました。私は学校でイジメられていた上に親が他の同年代の子の親より「戦争はダメ」という思いが強かったから、そういう親の価値観がすっぽり私にハマってしまっていた。イジメられていたのに、戦争で子供のうちに亡くなった子たちよりはマシと思っていて、親から一度も誕生日を祝われなくても何の疑問も持たなかった。友達もいなかったから誰からも祝われなくて、それにも疑問を持たなかった。
更に親は、戦争の頃と比べて色々な物が出来てきた時代だから「贅沢は敵」とよく言っていて、私は親に物を欲しがらなくなっていった。
でも後になって本当は親はミーハーな所があったことに気が付いて、自分たちの子供の頃より物が溢れてきたから嫉妬していたんだと思った。戦争にかこつけて子供に我儘言わせなかったんだろうとも思った。私の親がある程度毒親だったことが「虐待」や「毒親」という言葉をよく使われる今になって分かった。
子供の頃の私の誕生日なんて全然幸せな日ではなかったな。
大人になってから親に子供の頃の話を訴えたから今はいいけど、それでも毎年の誕生日になるとこの事を思い出す。
もちろん、戦争はダメだという思いは変わっていませんよ。+0
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