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1054. 匿名 2020/08/15(土) 12:55:42
私、昭和41年生まれなんだけど、小学1年生の時の担任の先生の話が忘れられない。
そのころ、フルーツとかお花とかの匂いのついた消しゴムが流行ってて、それを見た先生が
「美味しそうな消しゴムね。でも絶対に食べてはだめよ」
と、自分の子供のころの話を始めた。
先生があなた達ぐらいのとき、戦争が終わったばかりでいっつもおなかが空いていた。隣の席の男の子があまりの空腹に耐えかねて、いつも消しゴムのカスを口に運んでいたの。そのうち消しゴム本体も食べ始めていた。
その子はおなかが膨れ上がって死んでしまったの。
感情を押し殺したような先生の話は、子供心にずしんと響いた。
それまで「象の花子」や原爆の絵本を読んだりしていたけど、別世界のことだと思っていた。でも先生の話は現実のことだとようやく実感できた、という感じ。
この日になると必ず先生の話を思い出す。
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1060. 匿名 2020/08/15(土) 12:57:46
>>1054
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