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  • 1192. 匿名 2020/08/09(日) 02:21:55 

    現役医師「これからは『コロナは風邪』と割り切る視点も必要だ」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
    現役医師「これからは『コロナは風邪』と割り切る視点も必要だ」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュースnews.yahoo.co.jp

    ■「東京全体の流行」は幻  心配されていた墨田区の患者さんがいらしたときにお渡しした図です(※11)。東京スカイツリーや私の母校の都立両国高校があり、20万人が以上暮らしている墨田区も東京都と同じ傾向ですが、ずっと軽微です。5月から週別のPCR陽性者数(黒い棒グラフ)は数人もしくはゼロであり、陽性率(青い折れ線)も数%に過ぎません。  私たちのクリニックのある秋葉原は、千代田区にあり6万人が暮らしています。日本武道館近くの九段にはPCR検査施設が設置されています。神田医師会からの報告では、5月からの区民発症者はほぼゼロです。患者さんに医師会から届いた資料をお渡しすると皆さん驚かれて


    現役医師「これからは『コロナは風邪』と割り切る視点も必要だ」
    8/6(木) 15:16配信 プレジデントオンライン


    ■国民の恐怖に応えつづけると「医療自壊」する

     現在見つかっていない地方都市でも毎日1万人ほどPCRやり続ければ、たぶん多数の陽性者や重症者を捕捉することができるでしょう。少数の人を村八分にするところではない数になるはずです。そして夏の今ではなくカゼの仲間として冬に増えるでしょう。

     現状は、何もないところに新たに連鎖反応が起きるクラスターのイメージとは程遠いものです。冬の流行初期とは違う状況です。国土に普遍的に存在する常在ウイルス化しつつあることを認めましょう。この県にも発見された、というのは既に存在したものが判明しただけなので報道の価値はあまりありません。

     国は検査拡大だけでなく目的や陽性と判断した際の指針を明示しておくとよいと思います。国民の恐怖に応えつづけると病院に元気な人が「大量入院」し、トコロテンのように後がつかえるので元気なままPCR陰性を待つことなく「大量退院」していかざるを得なくなります。

     医療者は無為な作業に疲弊し、コロナ以外のもっとずっと多い他の疾患の患者さんも不利益を被り亡くなってしまうかもしれません。そんな日本独自の医療崩壊は避けなくてはなりません。特に郊外ではそうです。

     そもそも、そんな元気な人々が病院を経由する必要があるのかどうか。コロナウイルスに神経質になりすぎたことによる医療崩壊は自滅自壊でしかありません。1日に多数がまだ発生している国も多く(※14)、少ない医療リソースを厳密に使って何とか乗り切っています。重症者が多発することによる他国の医療崩壊と日本の「医療自壊」は程遠いものです。

     目的とプラン無き検査拡大は、不安感を増すだけで有害性の方が多くなります。

    ■今はあわてず、冬に備えることが必要だ

    夏の今あわてるのではなく増加するかもしれない冬に備えましょう。無症状者は、他者を感染させる危険は少ない前提での新しいルール作りが必要です。 私は、新型コロナウイルスを「日本では常在カゼウイルスの側面も持ち始めた」と割り切る視点が必要になってくると思います。

     今後の予測をしてみます。PCR検査が大量に行われれば、陽性者が増加していくでしょう。お米のたとえで言えば、全粒検査はできないのでサンプル検査をして玄米を見つける作業になります。将来的には、東京都の定点報告ぐらいでよいのではないかと考えています(※15)。

     致死的な強毒ではない感染力のあるウイルスは、最終的に新型インフルエンザのように常在ウイルスになります。冬季に増加し、来年の夏には減るカゼウイルスの一つになっていくでしょう。来年の今頃は、コロナを見慣れた私たちは大騒ぎのことも忘れているかもしれません。

     冬に流行するインフルエンザウイルスもRAウイルスも、ノロやロタウイルスも夏の今でもきっと日本内に一定数保有されています。それらのウイルスのPCRを全国規模で行えば、あちらこちらで「夏にもクラスター」しているかもしれません。調べないから知らないだけです。

     登場から1年近く経過し(※16)、もう新型ではなく季節性コロナウイルスの性質を帯びてきたCOVID-19。日本にたぶん1年前から持ち込まれていたはずのウイルス。

     時間が経過し、私たち日本人に溶け込み季節性の見なれたウイルスの一つに変わりつつあるのかもしれません。

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