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1. 匿名 2014/12/29(月) 16:01:45
そんな「豪華おせち」にも、真空パック詰めの冷凍食材がふんだんに使われているのだ。業務用食品製造業者の営業担当が匿名を条件にこう話す。
「大雑把にいえば、3万円の3段重おせちで原価は8000~1万円程度。4段重だと原価は1万3000円くらいになるので販売価格が3万円を超えることになる。もちろん発注ロット数が100を超えるような場合であればもっと安くなる。
『追加料金を払うから黒豆の上に金粉を乗せてくれ』といったアレンジを頼まれることが多い。その一手間で単なる冷凍品が正月らしく見えてくる。
こうした情報をもとに、高級おせちを販売する有名料亭を直撃すると、「お得意様に店でご注文いただいたものは、きちんとうちの厨房で作っている」との答えが返ってきた。では、通販で注文を受けたものはどうかと問うと、答えが変わる。
「百貨店で注文を受ける分に関しても3万9600円以上のおせちは店で作っています。ただ、それ以下の金額の商品は、関連会社の工場で作っている。材料調達をどうしているかは、担当者がいないので詳しくはわからない」
少なくとも有名料亭の名前を冠していながら、その厨房で作られていないおせちがあるのは確かだ。
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9月下旬、大阪市内のとあるイベントスペースで、100社を超える業務用食品製造業者がブースを出す見本市が開かれていた。 中でも一際賑わっていたのが、「おせち料理食材」を扱う業務用食品製造会社のブースだった。ある百貨店の食品部門バイヤーは「一番の売れ筋は3万円台」と語るが、