ガールズちゃんねる
  • 731. シミー 2015/01/14(水) 12:36:27 

    92. 匿名 2014/10/24(金) 21:47:18
    今日は何から話そうか…。
    そうだね、私が高校生の頃の話だったね。
    急激に目が悪くなり父に連れられてメガネを作りに行った話にしようか。

    当時はフレームのないメガネが流行っていてね、私もそのメガネを購入したんだ。
    今はメガネはすぐに出来上がるけど、昔は出来上がりに数日を要していたんだよ。
    私はメガネをかけるのが楽しみでね、出来上がりを心待ちにしていたよ。
    え?なぜ、楽しみかって?
    それは、賢そうに見えるからだよ。
    どうだい?今でもメガネをかけたら、賢そうに見えるだろう?
    どうしたんだい?黙り込んで…
    オホンっ!話が逸れたね。本題に戻ろうか。
    とにかくメガネが楽しみでね、ワクワクしながら受け取りに行ったよ。
    世界で自分だけのメガネ!浮かれていたね。
    当時の自分に会えたら注意したいくらいだよ。
    え?何故かって?
    それを今から話すんだよ。君は結末を急ぎすぎるからいかんね。
    私は自分のメガネの他に、修理に出されていた父のメガネを同じ袋に入れてもらったんだ。
    ふふっ。もう、オチが見えったって?
    そう、君のご想像どうりさ。
    次の日、私は落胆する。
    学校に父のメガネ、しかも「銀縁、老眼入り」を持って行ってしまったんだからね。

    皆んなには自分のメガネを持ってくると話してしまっていたし、間違えたといえど父のメガネは恥ずかしかったね。
    ふふふ、そうだよ。
    私が「銀さん」と呼ばれているのは父のメガネのせいなのだよ。

    今日はこのくらいにしようか…
    ははは。
    君は本当に話し好きなんだね。
    そうだね次は「衝撃の味噌汁」の話でもしようか。 —END—

    この人じゃない?

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