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チベットについて語るトピ

2788コメント2019/10/25(金) 09:39

  • 947. 匿名 2019/09/27(金) 14:37:04 

    >>933
    沖縄に関する天皇メッセージ(米国国立公文書館)
    (1)米国による琉球諸島の軍事占領の継続を望む。
    (2)上記(1)の占領は、日本の主権を残したままで長期租借によるべき。
    (3)上記(1)の手続は、米国と日本の二国間条約によるべき。
    メモによると、天皇は米国による沖縄占領は日米双方に利し、共産主義勢力の影響を懸念する日本国民の賛同も得られるなどとしています。

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    1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効してから28日で65年となった。
    敗戦後、連合国軍の占領下にあった日本は条約発効で独立を果たしたが、沖縄や奄美は日本から切り離された。その原点は昭和天皇が米側に対し「25年から50年、あるいはそれ以上」沖縄を米国に貸し出す方針を示した天皇メッセージだ。
    米政府側が終戦直後に日本の占領政策を策定するさなかの1947年9月、沖縄の米軍占領継続の希望を伝えた昭和天皇の沖縄メッセージに加えて、翌48年2月に2度目の“天皇メッセージ”といえる考えが天皇側から米軍側に伝えられていた。皇室と連合国軍総司令部(GHQ)との連絡係を務めた宮内府御用掛の寺崎英成氏が、ソ連の侵攻に備え「琉球」を含む日本列島からフィリピンを防衛前線とする考えを米側に伝達していた。
    共産主義国家による侵攻を懸念し、反共の観点から「日本」を守るとりでとして沖縄の軍事基地化を提案し、さらに「日本」の防衛を米軍に委ねるという施策を積極的に展開していた「天皇外交」の姿が浮かび上がる。( 琉球新報 2017年4月28日 )

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    「寺崎が述べるに天皇は、アメリカが沖縄を始め琉球の他の諸島を軍事占領し続けることを希望している。天皇の意見によるとその占領は、アメリカの利益になるし、日本を守ることにもなる」
    「天皇がさらに思うに、アメリカによる沖縄(と要請があり次第他の諸島嶼)の軍事占領は、日本に主権を残存させた形で、長期の--25年から50年ないしそれ以上の--貸与(リース)をするという擬制(フィクション)の上になされるべきである。天皇によればこの占領方式は、アメリカが琉球列島に恒久的意図を持たないことを日本国民に納得させることになるだろう・・・」(シーボルトが残した外交記録より)
    沖縄をアメリカに占領してもらいたいという天皇の意思でメッセージが発出されたことは、昭和天皇の侍従長を務めた入江相政の日記でも裏づけられています。

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    昭和天皇が敗戦による最も共産化を恐れていたのは、その通りでしょう。共産化されれば、なにより御身が危ないですから。
    そして、米国も日本の共産化を恐れていた。
    戦後、普通選挙が導入された後も、国民が政治に興味をもたないように、政治に興味を持つ者=アカのレッテル張りをしました。
    敗戦後、皇族や識者から、相次いで天皇退位論が噴出します。(退位論の中には、退位して出家を促すものもありました)
    折よく、GHQから象徴天皇制を規定した新憲法草案が出ます。米国は統治し易くする為と東京裁判の正当性の為に、象徴天皇として継続を要望しました。
    結局、昭和天皇は、象徴天皇制を受け入れ、終生、ご自分の皇位を続行したのでした。(第2の聖断)
    沖縄の人達は、上記の天皇メッセージをよく知っていますから、昭和天皇は怖くて沖縄訪問が出来なかったのだろうと思います。

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