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13015. 匿名 2019/08/02(金) 23:35:52
>>12918
◆「総理からの手紙」に嗚咽
数奇な運命を辿ったDVDがある。
『ふりかえれば、未来が見える ~問いかける元「慰安婦」たち~』と題されたドキュメンタリーが収録されたものだ。実はこの映像は、1998年の制作以来、20年あまりの間、公開されることなく封印されてきた。日韓関係の狭間で埋もれていたこの作品を、私はある関係者から独自に入手した。
映像は1997年1月、ソウル・プラザホテルで行なわれたセレモニーの様子から始まる。〈7人の元「慰安婦」の方にお詫びと償いが届けられた〉と日本語のテロップが入り、チマチョゴリの正装で集まった元慰安婦らに対して橋本龍太郎・首相(当時)の署名入りの手紙が読み上げられた。
〈私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒やし難い傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます〉(映像より)
沈痛な面持ちで手紙の朗読を聞いていた元慰安婦の一人はハンカチで顔を覆って激しく嗚咽した──。
◆靖国神社を訪れた元慰安婦
映像作品の元慰安婦へのインタビューで明かされているのは、日本軍の暴力や、非情な仕打ちの数々だ。その一方で、これまで語られることのなかった日本兵と慰安婦の“親交”についても明かされている。
例えば元慰安婦のチン・ギョンベンさんは、連行された先で知り合ったタナベアキラという海兵との恋について語っている。アキラは彼女の写真を持ち歩き、結婚の約束まで交わしていたという。しかし、出撃命令が下りアキラはそのまま戦死してしまう。チンさんはお互いの腕に万年筆で名前を彫ったと、寂しそうに当時を振り返っている。
元慰安婦としていち早く補償請求裁判の原告となった金田君子さん(本名非公開・軍隊名)は、戦地で看護師の役目もこなしたと語る。
〈負傷した日本兵は痛みで眠れずに、『姉さん。もう一回(モルヒネを)頼むよ』と懇願した。(中略)日本兵は死ぬときに母や子供の写真を見ながら『母さん、俺は死ぬかも知れないけど、死んだら靖国神社で会いましょう』と言って泣くのよ。私もつられて泣いた〉
後年、金田さんは靖国神社を訪れている。戦没者の墓があると思っていたのだ。
〈(兵隊は)靖国神社の花の下に行くといっていた。(でも)靖国神社には何もない。白い鳩しかいなかった〉
靖国神社を訪れたことで、金田さんは白い鳩に日本兵たちの思い出を投影させるようになったという。
長く封印されてきた映像作品の終幕は金田さんの言葉で締めくくられている。
〈戦争というのは終わってみれば結局、死と貧しさしか残さない。戦争をしてはダメだ。平和の中で暮らし、死んでゆくと考えるべきです〉
再び日韓に“災い”を巻き起こそうとする外交の駆け引きを、元慰安婦たちはどのような思いで見つめているのだろうか──。
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韓国・ソウル市は5日、第2次世界大戦中に旧日本軍兵士によって性奴隷として働くことを強制された「慰安婦」たちを映したという動画を公開した。「慰安婦」を映した動画が発見されたのは、これが初めてという。