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232. 匿名 2019/06/28(金) 03:56:54
ピコ太郎について語り尽くすことは僕にはできないし、あるいは世界中の誰もそんなことはできないかもしれない。
彼は突然現れて、突然去って行った。夏の終わりの夕立みたいだった。誰もその事実をうまく飲み込めていない。
ピコ太郎はいつも両手に何かを持っていた。それは片方はボールペンーーたしかパイロット製だったと思うーーで、もう片方は決まって何か果物を持っていた。
ぼくが見たときそれはリンゴだった。正確には、リンゴに見えた。彼は何にももっていなかったという人だっている。とにかく僕にはリンゴを持っているように見えたんだ。
「そのリンゴ、食べないのかい?」
僕が聞くと、彼はニヤリと笑ったように見えた。そして、僕を見つめながら勢いよくリンゴにボールペンを刺したんだ。そして、こう言った。
「アッポーペン」+12
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238. 匿名 2019/06/28(金) 10:11:33
>>232
>>233
そのコピぺ面白いよね。+0
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