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114. 匿名 2019/06/27(木) 12:58:18
冷蔵庫の扉を開けて私は溜息をついた。どこの誰が言ったのか溜息をつくと幸せが逃げるらしい。
現に目の前にあるはずの楽しみにしていたプリンが無くなっていた。昨晩必死に食べるのを我慢していたプリンだ。
そこに姉が来て私に微笑みながら「私が食べたかもしれないし違うかもしれない」
私はくすんだ空を見上げながら「いいのよ」そう嘆いた。希望が一気に絶望へ変わった。+88
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