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  • 1. 匿名 2019/06/12(水) 11:52:17 


    【衝撃事件の核心】泥酔を介抱、誰の責任? 書類送検、近大の飲酒問題から浮かぶ境界線(1/3ページ) - 産経ニュース
    【衝撃事件の核心】泥酔を介抱、誰の責任? 書類送検、近大の飲酒問題から浮かぶ境界線(1/3ページ) - 産経ニュースwww.sankei.com

    酔いつぶれた人を介抱するのは誰の責任か。多くの人が直面したことがあるだろう事態に、一つの判断が下された。平成29(2017)年12月に近畿大2年の男性がテニスサークルの飲み会で多量の酒を一気飲みして死亡した問題。大阪府警は5月、保護責任者遺棄致死容疑で飲み会に参加せず介抱していた学生全員を書類送検した一方、飲み会に参加していた上級生の一部は書類送検を見送った。


     「急性アル中かもしれない」。3年生らはこう思ったが、救急車を呼ぶことはしなかった。登森さんの年齢を知らず、「もし未成年だったら自分たちが処分されるかもしれない」「先輩の就職にも影響が出るかも…」と心配したためだ。

    大阪府警に書類送検されたのは、相談を受けた3年生4人と介抱役の8人。先に帰った3年生と当初から飲み会に参加していた登森さん以外の2年生2人は立件を見送られた。

     判断を分けたのは、登森さんの状態に対する認識の差だった。
     書類送検された学生らは登森さんの様子を把握し、ほとんどが急性アル中を疑っていた。
    帰った3年生は登森さんが酔いつぶれていること自体は知っていた。
    府警は介抱役がいたことに注目。3年生らは登森さんが危険な状態になれば介抱役らが救急搬送すると考えられる立場にあり、自分たちの帰宅が登森さんの死につながると認識していたとはいえない、と判断した。


    今回の判断を、専門家はどうみるか。甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は、介抱役について「先輩に相談はしているが、軍隊などのように上の命令が絶対の組織ではなく、救急要請をしようと思えばできる立場」と指摘。「(立件された)上級生と同じ罪というのはかわいそうな部分もあるが、保護責任を果たしておらず、立件は当然といえる」としている。

     立件されなかった上級生については「今回は立件されていないが、介抱役に任せて帰ることが許されるとはかぎらない」とも。

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