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265. 匿名 2019/02/16(土) 08:53:35
>>244
美大出(日本画)のものです。20代前半どころか、30代とか、定年後に美大を目指して予備校に通ってる方もちらほらいます。一般大学と違って、結構いろんな事情を抱えている人や浪人も多いので、年齢差はあまり気にならない環境ですよ。私は一般大を中退し、20歳すぎから1から学び始めて浪人を重ねて美大に行きました。
一つ言えることは、美大に期待しすぎてはいけないということでしょうか。
現在の美大は、どこも予備校で基礎を修めてくるのが大前提という感じで、美大に行ったから絵が上手くなるわけではありません。共に描く学友と、絵を描くスペースが与えられるくらいで、美大でしか学べないような専門的な実習時間なんて思ったほどありません。「大学」であるから、実技以外にも美術と直接関係のない科目を多く履修しなければならないし、実技に費やせる時間は予備校時代の半分程くらいしかないです。
私は多浪生や現役生が入り混じった美大に行きましたが、同じクラスでも実力差の幅はかなりあったように思います。AO推薦とか、現役で入った子は微妙な実力な人も多く、現役にこだわらずに浪人重ねた方が良かったのかと相談されたこともあります。
美大に限ったことではないですが、何の為に美大に行きたいかをはっきりさせた方が良いかなと思います。本格的な絵を描くだけなら、アトリエスペースを借りてもできますし。作家としてやっていくには、継続して好きなことを突き詰めるとか、基礎以外にいろんな要素が大事になってきますが、予備校なんかで学ぶ基礎は汎用性のある造形力を養えますから、私は重要だと感じています。
ただ、基礎造形力は独学だけで学ぶのは難しいかなという感じはあります。基礎力があるからって成功する世界でもありませんが…。+30
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