-
1. 匿名 2019/02/06(水) 16:44:04
● 青山霊園は1区画400万円超! それでも人気殺到の理由
「青山霊園は、高い区画だと、区画使用料のほかに墓石等の費用を合わせて軽く1000万円を超えるケースもありますが、それでもこれだけ希望する人がいるわけです。都内でお墓を探すと、立地のいい場所はお寺の境内が多いですから、宗旨宗派を問わない青山霊園には自然と人気が集中するんですね」
● 散骨、樹木葬、架空墓… 増える「墓ナシ」供養の選択肢
高額な墓地に希望者が殺到する一方、どれだけ安くても墓地は買わない人も増えるという、二極化が進んでいるということのようだ。
確かに、近年はお墓を持たない供養の選択肢が増えている。粉末化した遺骨を海にまく「海洋散骨」や自然に還る「樹木葬」、さらに「宇宙葬」や、AR技術を利用した「架空墓」まで様々だ。
● 都市部で盛況なのは 納骨堂での永代供養
この永代供養を大々的に宣伝し、都市部で盛況なのが納骨堂だ。
「本来、納骨堂はお墓を建てるまでの預かり施設という性格が強かったのですが、最近では石のお墓に代わる納骨施設として、永代使用を前提とした納骨堂の整備が進んでいます。礼拝所も併設されていて、棚型、ロッカー型、マンション型(自動搬送システム)と様々なタイプがあり、比較的アクセスの良い場所に建てられています。一定期間が過ぎれば合祀されるタイプもありますが、それまでは遺骨も区分されますし、夜間でも利用可能など、遺族もお参りがしやすいのが特徴です」
● 「おひとりさま」は ゆうパックで送骨もアリ
「そこまでお墓に費用をかける余裕がないという場合でも、格安の送骨納骨という方法があります。遺骨をゆうパックでお寺に送って供養してもらう方法で、約3万円で永代供養が可能なお寺もあります。亡くなった後に送骨プランを契約する遺族もいますが、生前にお寺と契約を交わし、遺骨を送るダンボールの準備まで行う人もいます。送骨を頼む人がいない場合は、死後事務委任契約で、亡くなった後に送骨してもらうように第三者に依頼できます」
お墓や供養の仕方に正解はないが、自分のライフスタイルを考えながら、1つひとつ疑問を解消していくことから始めてみてはどうだろうか。
お墓のこと考えてますか?私は散骨or樹木葬にしようかなと漠然と考えてます。(が、準備等は何もしてません…)
+18
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
お墓にまつわる状況は人によって様々だが、近年は、個人のニーズに合わせた供養の形も多様化するなど、お墓に対する意識には大きな変化が生まれている。抽選になるような人気の墓地がある一方、地方では墓じまいが進む霊園も少なくない。そんな現代のお墓事情について、葬儀・お墓コンサルタントの吉川美津子氏に聞いた。