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1. 匿名 2018/09/19(水) 23:47:52
「読書をたくさんする子どもは、勉強もたくさんしているから成績がいいだけじゃないの?」
こんな疑問が思い浮かぶかもしれません。そこで、同じくらい勉強をしている子ども達を集めて読書時間と成績の関係を再度確かめました。
中学生を平日の勉強時間別に3つのグループ(「30分未満」「30分~2時間」「2時間以上」)に分けて調べてみました。すると、「勉強2時間以上・読書全くしない」子ども達の平均偏差値は50・4でした。つまり、どんなに勉強を頑張っても、読書をしないとほぼ平均点までしか届かないという見方もできます。
一方、「勉強2時間以上・読書10~30分」群の子ども達の平均偏差値は53・6。勉強に加えて1日たった30分の読書を取り入れるだけで、偏差値が約3もアップする可能性があります。
また、「勉強30分~2時間・読書10~30分」群の子ども達の平均偏差値は51.3です。これは、「勉強2時間・読書全くしない」群の子ども達の平均偏差値を超えています。一日2時間以上も勉強している子が、それ以下しか勉強していない子より成績が悪いという結果になっているのです。+371
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