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  • 1. 匿名 2018/09/12(水) 00:20:05 

    「悲惨さ」に偏りすぎる映像…災害現場で繰り返されるテレビ報道の問題点とは | AbemaTIMES
    「悲惨さ」に偏りすぎる映像…災害現場で繰り返されるテレビ報道の問題点とは | AbemaTIMESabematimes.com

    豪雨、台風、地震と、相次ぐ災害に見舞われた日本列島。そんな被災地や被災者の様子を伝えるマスメディアの災害報道に対しては、「悲しい」「見たくない」という声も少なくない。10日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、とくにテレビ報道の問題点について議論した。


    ■マスメディアの報道は「5つのバランス」が崩れている?
     これに対し、新潟青陵大学大学院の碓井真史教授は、災害心理学の見地から、マスメディアの役割として「災害発生直後の生活状況」「被害増大を防ぐ情報」「被害の大きさ、悲惨さの報道」「被災者へのインタビュー」「明るく前向きな情報」の5つのポイントを紹介する。

    「自殺報道等と比べ、災害報道にはガイドラインがない。被災者へのインタビューがその人の心の癒しになる場合もあるが、苦痛になってしまうこともある。例えば、"困りました"というセリフをどうしても言わせたい取材者に、"万が一こうなったら困ります"、という発言の"困ります"だけを切り取られたという私の知人もいる。また、"報道ストレス"という問題もある。"共感疲労"と言って、友達や親戚がいるわけでもないのに辛くなってしまい、不眠や食欲減退が生じる人もいる。あるいは明るく元気にやっている人に対し、文句を言いたくなってしまう人もいる。災害発生直後に欲しいのは、安心・安全の情報だが、"被災地で赤ちゃんが産まれた""復興への歩みを始めた"といった、勇気を与えるような明るく前向きな報道も必要だ」。

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