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291. 匿名 2018/08/26(日) 18:19:57
弟が知的障害を持っています。ウィリアムズ症候群という先天的な障害です。
私がまだ20代前半、弟が未成年の時に両親が亡くなり、金銭的にも環境的にもなんの準備もされないまま弟と二人きりになってしまいました。
親が急死してしまったショックに相続の問題、弟の問題などものしかかり、毎日辛すぎて当時の記憶があまりないです。悩みすぎていたたまれなくなって急に呼吸が苦しくなったり奇声をあげたり壁に頭うちつけたり、その時は弟より私の方が障害者みたいでした…多分鬱病だったと思います。
その時は親の知り合い、弟の作業所の人、役所の人など色々な人に助けてもらいました。相続(親は多額の借金もあったので)は弁護士さんにお任せし、役所を通してグループホームも1年待っただけで入れてもらえました。
私は弟の成年後見人になっているので完全に縁が切れたわけではないですが、やることはグループホームの振込と年一回家庭裁判所へ収支報告書を提出することくらいです。連絡もほぼ取らないし、一緒に住まなくていい、生活の面倒を見なくていいのはとても大きいです。
今私は結婚して子どもにも恵まれました。親族には結婚は無理、弟の面倒を見なさいと子どもの頃から言われてきましたが自分の人生諦めなくて良かったです。
ここのきょうだい児の方の、いなくなってほしいって気持ちすごいわかります。私も当時思ってましたから。離れて何年も経って、やっぱり好きではないけど別に嫌いでもないな…と弟への気持ちも変わりました。
自分が面倒見なきゃなんて思わなくていいんです。
親亡き後は施設に入れる方法だってあります。
私のように急に全て自分に降りかかってくることのないように、まだ一緒に住んでるなら家を出るとか、施設もすぐ入れるわけではないから今から役所に相談しておくとか少しずつ準備はしておいた方がいいかもしれないです。+312
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