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178. 匿名 2018/07/01(日) 03:52:25
キリスト教への信仰心が消える欧州 ムスリムも増加で変わる宗教地図
教会に行かない、お祈りをしない、信仰する宗教自体を持たない若者が、欧州で増えていることが最近発表された研究結果で明らかになった。いまやキリスト教がデフォルトの時代は終わったとさえ言われており、人口減少や移民の増加に伴い、欧州の宗教地図が、今後数十年で劇的に変わるのではないかと予想されている。
◆信仰心が激減。若い世代は宗教嫌い?
ガーディアン紙によれば、この研究は、ロンドンのセント・メアリー大学の神学および宗教社会学の教授、ステファン・ブリヴァント氏が「欧州社会調査 2014-2016」からのデータをもとにし、「ヨーロッパの若者と宗教」という報告書として発表したものだ。16~29歳の若者を対象としている。
報告書によれば、もっとも信仰心が薄いのはチェコで、91%が宗教を持たないと回答。エストニアの80%、スウェーデンの75%、オランダの72%がこれに続く。逆に信仰心が厚いのはポーランドで、82%が自分はカトリック教徒だと答え、宗教を持たないと答えたのは17%にとどまった。
一方、カトリックが主流とされているフランスでは、カトリック信者だと答えたのは23%で、64%が宗教を持たないと回答した。さらに英国国教会(聖公会)の教えを国教とするイギリスでは、同教会への帰属を示した回答者はわずか7%で、70%が無宗教と答えている(エコノミスト誌)。
◆アイデンティティとしてのキリスト教は受け継がれない
欧州ではキリスト教が文化や生活習慣に影響を与えてきたが、それも薄れつつある。ポーランド、ポルトガル、アイルランドでは、10%以上が週一度は礼拝に参加すると答えたが、チェコでは70%が一度も教会、または礼拝所に行っていないと答え、80%がお祈りをしたことがないと答えた。イギリス、フランス、ベルギー、スペインでも、56~60%が教会に行かない、63~66%がお祈りをしないと回答している。
ブリヴァント教授は、多くの若いヨーロッパ人は、「洗礼は受けるものの、二度と教会に足を踏み入れなくなるだろう。文化的宗教的アイデンティティは、親から子へ受け継がれていない」と述べている。キリスト教がデフォルトであった時代は終わり、新しいデフォルトは「無宗教」だと同氏は述べる。また、今後20~30年の間に、主流教会の規模は縮小し、わずかな信者だけが教会に深く関与し続けることになると述べている(ガーディアン紙)。
◆増えるムスリム。未来の欧州は聖戦の舞台に?
今回の調査では、自分の宗教をイスラム教だとする若者も各国で目立った。例えばフランスでは、10%がイスラム教徒だと答えており、これはプロテスタントの2%よりも多い。イギリスでは、6%はイスラム教徒だと答えており、今後国教会信者を上回るのも時間の問題かもしれないとエコノミスト誌は述べる。ブリヴァント教授は、一般にイスラム教徒のほうが、出生率が高く宗教を保持する割合も高いと解説している(ガーディアン紙)。
欧州からキリスト教徒が減っているという認識は、イスラム世界でも持たれおり、米シンクタンク、ゲートストーン研究所に寄稿したUzay Bulut氏は、トルコの政治家、アルパスラン・カヴァクルオール氏のショッキングな発言を紹介している。
カヴァクルオール氏は、欧州は人口も減り高齢化しているため、仕事を求める外国人が流入しているが、新たに来るのはムスリムばかりで、そのうちムスリム人口がキリスト教徒を上回るとしている。反発は起きるが解決策はなく、欧州のイスラム化は確実だと語っている。+2
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