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57. 匿名 2017/12/26(火) 21:36:21
バブル崩壊まで
日本のメーカーの経営陣は技術畑出身者が多かった
利益よりも高性能なもの作る事に情熱を傾けてきた人々
ビデオやオーディオの全盛期でもあったので今では考えられないような
赤字覚悟で品質を追求した製品も各社から出ていた
そんな中起きたバブルの崩壊
経営陣は責任を取らされ退陣
その後経営の椅子に座ったのがアメリカの経営理論を信仰する営業畑出身者たち
しばらくは日本製品の先進性や他国の不振に助けられ
日本経済は見事にバブルの傷をいやしたように見えたけど
コストパフォーマンスを優先したモノづくりで徐々に品質が落ちていた
更に工場を中国など海外に移して更なるコストダウンを計ろうとする動きが加わり
日本の高い技術は瞬く間に海外に流出した
気が付くと人件費が安いアジアの国が軽工業を皮切りに頭角をあらわし始め
遂に白物家電や単純な仕組みの工業製品を作り出した
ここで気づいていれば未だ助かったけど世界一と言うおごりがある日本メーカーはアジア製品を粗悪品扱いしただけでリサーチせず放置
そうこうしてる間に経営陣は不正な会計処理などで自分たちだけにゴールデンパラシュートを準備し始める
不正だらけの経営で不健全化した日本ケーカーは急激に品質を落とす中、アジア製品が欧米で売れ始め遂には日本製品を抜かしてしまう
こんな流れなので日本の傷口は見た目以上に深いし
大国の中国に追い付いて追い越すのはもはや奇跡でも起きない限り無理と言う状態
残された時計、カメラ(特にレンズ)、自動車なども時間の問題で抜かれると言われる事態に陥っている+120
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