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1. 匿名 2017/07/05(水) 12:08:44
1.否認と隔離
死が近いと知ると非常に大きなショックを受け、「そんなことありえない!」「何かの間違いに決まっている」と否認する。また、孤立してコミュニケーションを避けるようになる。
2.怒り
「どうして私だけがこんな目にあわなければならないの!」「なぜあの人は元気なのに、私だけが!!」というように怒りの感情が噴出する。そして、見るもの聞くもの、あらゆるものに対して怒りを感じ、その感情を周囲にもぶつける。
3.取引
何かを条件にすることで、延命や回復の奇跡を期待する。神にすがったり、何かのよい行いをすることで奇跡を得ようとする。「もう一度だけ○○ができれば、運命を受け入れます」などと、期限を条件に願いをかけることもある。
4.抑うつ
死を避けることができないと知り、さらに病気の症状が悪化して衰弱してくると、絶望的になって非常に強く落ち込む。命とともに、築いてきたものをすべて失う喪失感が襲い、悲しみの底に沈む。
5.受容
体は衰弱しきり、感情はほとんどなくなる。誰かと話したいという気持ちもなくなり、自らの死の運命をそっと静かに受け入れ、最後のときを穏やかに過ごそうとする。
迫りくる死の運命を知ると、衝撃、怒り、期待、絶望といった感情が噴き出します。しかし、最後のときにはそうした一切の激しい感情から解き放たれ、静かに自分の運命を受け入れる、とロスは説きました。
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人生のあらゆる局面で「ショックなこと」は起こります。なかでも、一番ショックなこととは、「自分の命が残り少ない」と知るときでしょう。多くの人は死を忌み、普段はなるべく考えないようにして生きています。しかし、「死」は確実に誰にでも訪れます。その死が目前に迫ったとき、私たちはどんな行動をとるのでしょうか?