-
1. 匿名 2017/05/30(火) 20:09:48
ペットがいる人といない人の折り合いをどうつけるかは、災害直後から続く課題だ。
熊本市は地震から約10日後、ペットの同行避難についてホームページで注意を呼びかけ、動物が苦手な人、アレルギーがある人への配慮が必要だとして、「避難所の居住スペースには原則としてペットの持ち込みは禁止」と強調した。
市は2013年にまとめた避難所の運営マニュアルで、ペットに関して「屋外部分に指定スペースを設ける」と定めていたが徹底されず、トラブルが発生。昨年5月に一部の避難所で、段ボールで区画を仕切った「ペット同伴専用スペース」を設けた。
益城町の避難所でも多くの人がペットと一緒に避難したが、苦情が相次ぎ、町やペットの支援団体などが同5月、プレハブのペット専用預かり施設を避難所敷地内に開設した。
トラブルを避け、ペット連れの避難生活を自力で続けた人もいる。家が全壊した益城町の増田恭一さん(63)は今も自宅敷地内に置いた6畳のコンテナハウスで暮らす。家族は妻と犬2匹、猫1匹。仮設への入居条件は満たしていたが申し込まなかった。「仮設でばたばた走ったら近所に迷惑だし、この子たちもストレスがたまる」+200
-3
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
ペットをめぐるマナーの大切さは日常でも災害後でも変わらない。飼う人には「家族」でも、苦手な人はいるからだ。過去の災害ではトラブルを避け、避難所に身を寄せなかった人、ペットとの生活をあきらめた人もいて、自治体などは、ペットも含めた災害時の対応について、取り組みを始めている。昨年4月の熊本地震で大きな被害に遭った熊本県益城町、熊本空港の隣に県内最大の仮設住宅団地がある。室内飼育を条件にペットを連れて住むことができる。 今月14日朝、この団地の集会所前に犬を連れた人ら約30人が集まり、トイレや散歩の注意点の講座を受けた。ペットがいる住民でつくる飼い主の会が開いた。苦情などが増え、昨秋に始めて