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1. 匿名 2017/04/27(木) 14:16:19
食物繊維は三大栄養素、ビタミンやミネラルに次ぐ第6の栄養素といわれる。便通をよくしたり、余分なコレステロールをぬぐい取り、大腸がんのリスクを下げるほか、HA1c(ヘモグロビン・エーワンシー=糖尿病の血液検査で重要な数値)の改善効果もあるといわれている。
しかし、近年は日本でも肉類や乳製品を多くとる北欧米型の食事が定着し、多くの日本人が厚生労働省の推奨する食物繊維摂取量を下回っているのだという。
「ただでさえ、食物繊維の摂取量が減っているのに糖質制限でさらに炭水化物をとらないのは、大腸がんや慢性便秘症など他の疾患の原因を自らつくるようなものです」(松生医師)
<中略>
「糖質制限を推進している人たちは、食物繊維のことなど都合の悪いことは一切語りません。ご自身で人体実験をやるのは一向にかまいませんが、糖質制限ですべて解決するかのように話し、大腸の病気の人を増やすようなことはやめてもらいたい」と松生医師。
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「糖尿病の患者さんが血糖値を抑えるために糖質制限がある程度必要なのはわかります。ただし、ごはんなどの炭水化物には糖質だけでなく、食物繊維も含まれています。炭水化物を抜くと、食物繊維の摂取量が減り、必然的に高脂肪や高タンパクの食事になる。腸にとってはまったくいいことがありません。ダイエットとしての糖質制限はやめたほうがいい」こう忠告するのは、『「炭水化物」を抜くと腸はダメになる』(青春出版社)の著者で、4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた松生クリニックの松生恒夫医師だ。