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172. 匿名 2017/02/27(月) 21:48:30
私の両親は猟師でした。
私たちは父の仲間や家族と一緒に小さな島で仲良く暮らしていました。
両親達は、時折島を出て、狩場で獲物を取って来る以外は、いつも楽しく宴会をしていました。
ある日、狩場のある島から、犬と猿と鳥を連れた一人の奇妙な男が表れました。
男は「オニタイジダ!」と言いながら我々の村を襲い、仲間と家族を皆殺しにしました。
そして、両親や仲間たちがコツコツと働いて蓄えていた狩の獲物や財宝を奪って行きました。
すぐに110しましたが、生き残った私があまりに幼かっため、証言能力がないとみなされ、男が法的に裁かれることは
ありませんでした。
男は、私の両親達がニンゲン(獲物の動物の名前です)を殺したからやむなく殺したのだと言ってはばかりません。
ですが、両親達は、代々生活のために狩を生業としていたにすぎません。
私は復讐に生きるべきでしょうか。
それとも、過去を忘れて生きるべきでしょうか…+15
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