歌詞の『君』を『蝉』に変えて夏の終わりを感じるトピ＊2016

[371. 匿名]

何から伝えればいいのか　分からないまま時は流れて　
浮かんでは消えてゆく　ありふれた言葉だけ

蝉があんまりすてきだから　ただすなおに好きと言えないで
多分もうすぐ　雨も止んで二人たそがれ

あの日　あの時　あの場所で　蝉に会えなかったら　
僕等は　いつまでも　見知らぬ二人のまま

誰れかが甘く誘う言葉に　もう心揺れたりしないで　
切ないけど　そんなふうに　心は縛れない

明日になれば蝉をきっと今よりもっと好きになる　
そのすべてが僕のなかで　時を超えてゆく

蝉のためにつばさになる　蝉を守りつづける　
やわらかく　蝉をつつむ　あの風になる

あの日　あの時　あの場所で　蝉に会えなかったら　
僕等は　いつまでも　見知らぬ二人のまま

今　蝉の心が動いた　言葉止めて　肩を寄せて　
僕は忘れないこの日を　蝉を誰にも渡さない

蝉のためにつばさになる　蝉を守りつづける　
やわらかく　蝉をつつむ　あの風になる

あの日　あの時　あの場所で　蝉に会えなかったら　
僕等は　いつまでも　見知らぬ二人のまま

誰かが甘く誘う言葉に　心揺れたりしないで　
蝉をつつむ　あの風になる

あの日　あの時　あの場所で　蝉に会えなかったら　
僕等は　いつまでも　見知らぬ二人のまま