長文が好きな人、集まれ～！

[210. Part]

「管理人さーん！管理人さーん！」

又、入れ違いか…。仕方ない。
秘密主義の管理人さんの部屋へ入り
お得である、勝手に侵入をして掃除をしておいた。
「いつも家賃を払えないで、すいません。」と呟きながら…。
そして
「貴方の美術館のファンである、ダ○キンより」とメモを残した。

しかし、ここの住人は何故部屋の鍵をかけないのだろう…
Partが盗作している事を気がつかないのであろうか？

今日も管理人さんの新作を読み、やはり美術館を大切にしている心情が伺えた。

私に出来る事は、トピを見つけたら素敵な画像を貼り付ける事位だが
管理人さんの心が少し垣間見る事が出来て嬉しかった。

繰り返し同じ小説を読むのが好きなPartは
再び、皆の恋愛小説を読み妄想してはニタニタ笑っていた。

特に、竹尻さんの部屋へ侵入し新作を読んだ衝撃といったら…

「売れる。間違いなく売れる。」

そう呟きながら、悔しくて勝手にストーリーを変えてやろうかと思ったが
ミルさんから「Partさん最低！」と言う声が聞こえてきそうだ…。

目を閉じると、皆の青春時代の淡い恋が蘇り
私が体験したかの様に、胸が締め付けられるのである。

しかし実話であり、オチがゲイとは…
竹尻さん凄い経験しているな…。

さぁ、次はミルさんの部屋へ掃除しにいこう。
早く行かねば、あの鬱陶しい2000字警告が来るに違いない。

PS 安い雑貨屋さんで6人分見つけてきたので「長編アパートのXmas」
のツリーにぶら下げておきます。