見知らぬ人から受けた親切

[55. 匿名]

学生時代、一人暮らししてたアパートの鍵を無くして鍵屋さんを呼んだ話。
なんかしっかりした鍵だったらしくて、普通の機材では開けられないので
ドリルで扉に穴を開けるしかないと言われた。夜の7時に呼んで3時間ぐらいかかったんだけど、
何しろドリルなので本当に騒音がひどくて近所迷惑だった。
都会だったから家が近接してて向かいの家の人に睨まれもしたけど、挨拶しか交わしたことがない
下の階の女性が突然こちらに近づいてきて「うわあ苦情言われる～」って身構えてたら
「大変ですね」って笑って私と鍵屋さんの分の缶コーヒーをくれた。
あの時缶コーヒーをくれた女性と長時間粘ってくれた鍵屋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。