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大人になってからのバイオリン

78コメント2018/02/10(土) 14:34

  • 67. 匿名 2018/02/09(金) 08:47:05 

    >>64
    ちなみにヴァイオリンの値段ですが、もちろんピンキリで上を見ればものすごい価格ですけれど、初心者であれば音程がくるっておらず、演奏者の身長、体格、腕の長さ、体力にあわせていろいろなランクから選ぶことができます。
    本場ヨーロッパの楽器はやはり高額ですが最近は人件費の安いアジアに日本の工房が指導に行って相当なランクの楽器を比較的安価に制作、販売させているところが増えました。

    東京都内にも何か所か専門の工房がありますし、大きな楽器屋でも店頭在庫で持っているか、依頼すれば取り寄せて試しの演奏をさせてもらえる場合もあります。

    わたしは最初ネットでケース、楽器、弓つきセットを安価に買いましたが、実際には完全にオモチャで楽器としては成立しないハリボテでした。
    なので次に先生に予算を伝えてその中でいくつか候補を絞っていただき、弾いてみて選びました。

    1台ずつ個性があり、澄んだ軽い音がでるもの、低音の伸びが特徴的なもの、すごく共鳴して「鳴る」もの(コンサート向き)、クリアでち密な音が出るもの(少人数での演奏向き)など、まったく違います。
    選ぶのも楽しいし、楽器屋さんも先生になら超高価な楽器をどんどん触らせるので、先生に弾き比べていただいて音色の違いを味わったり、楽しい経験でした。
    (余談になりますが先生に少しお礼を包んだら絶対に受け取りません、と固辞されました。楽器屋からペイバックがあるわけでもなく、生徒さんの購入実績が増えると、よい楽器をまわしてもらえるチャンスが増えるからなさっているとのことでした)

    騒音問題ですが、やはり音は大きいのでミュート器具をかませたり、時間帯には注意する必要があります。
    また、よくクラシックを聴く方ほど自分が出す音のすさまじさに嫌気がさしてしまい、早々にやめてしまうこともあるので、プロと比べて落ち込まず、プロはすごいなあ、ここまではうまくなれるんだな、と楽しむ割り切りも必要だと思います。

    できなかったボウイングができるようになり、できなかったリズムを刻むことができるようになり、暗譜できたり、ビブラートの練習に入ったり、発見の連続で本当に楽しいです。

    すでにいろいろな体験談が出ていますから、ネガティブなこともよく読んでいただいて、新しい世界に飛び込んでいただくといいのかなと思います。

    楽器はいいですよ。

    それから市民オケではビオラの演奏者も大募集していました。
    主さんに興味があれば縁の下の力持ち、ヴァイオリンより大きくて深く頼もしい音が出るビオラもおすすめです。

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