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世界史、日本史の雑学を語るトピ part2

255コメント2018/01/07(日) 13:39

  • 207. 匿名 2018/01/03(水) 19:26:20 

    ペリーは来航前に恐ろしい精度で日本を把握していた。

    1852年、ペリーがアメリカを出港する4か月前に日本に関する書物がアメリカニューヨークで出版されていた。
    著者はイギリスのチャールズ・マクファーレン。
    日本の歴史、地理から日本人のルーツや民族性まで網羅し解説されている。天皇と将軍の権威の並立をはっきりと認識するなど、その分析力は驚くほど的確。死を覚悟して戦い、勤勉で社交的な日本人の資質も高く評価。
    米英はすでに1853年のペリー来航以前に、日本および日本人について恐るべき精度で把握していたのだとわかる。

    ペリーは本書を何回も読み、日本人とはどのような思考体系、礼儀作法をもつかを頭にたたき込んだ。

    とくに日本政治の二重の権力体制、礼節を重んじ、神道を信仰し、教養の高い民族であって、シナ人とは正反対であることなどをペリーは事前の常識として知悉していた。そのうえで徳川幕府との交渉に臨んだ。

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