1. 2016/11/23(水) 22:18:08
「とにかく結果を出せ」「とにかく残業を減らせ」の両方を実現するために「持ち帰り残業」はわかりやすい解決策と言えます。しかしこれでは「ワークライフバランス」はいつまで経っても実現しません。
「残業ゼロ」と「ワークライフバランス」だけを実現させようとするとどうなるか?仕事の成果が置き去りになるのです。
出典:rpr.c.yimg.jp
「絶対達成」よりも「残業ゼロ」が優先される世の中だからです。
「残業をゼロにしろ」と言われれば、作業密度はそのままで、ただ残業せずに帰るだけ。
ポイントは作業密度です。
むりやりにでも労働時間を短くし、時間あたりで処理する仕事量を増やすようにしましょう。
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今の日本社会において長時間労働の是正は極めて重要な課題です。昔ながらの働き方を変える――いわゆる「働き方改革」をしなければ、少子高齢化による労働力人口の減少や、グローバル化の進展による国際競争に打ち勝つことはできません。これから若く優秀な人財を採用するためにも、残業しない・させない文化を組織に定着させる必要があります。 ところが現場に入ってコンサルティングしていると、このような風潮に過剰反応し、仕事があるのに残業せず帰る人が増えているという現実に直面することがあります。この問題は当初、「成果に対して責任を持つ者」と「時間外労働削減に責任を持つ者」との対立からくるものと私は受け止めました。