1. 2016/06/27(月) 15:34:05
出典:d1xt3jet61y36q.cloudfrontex.net
慣れない監督業。「大変だと分かっていたのですが力不足を痛感しました。メンタルが落ちました」。現場でスタッフに自分の思いを伝え切れない。ロケでは当然ながら天候や状況を自分でコントロールなどできない。無力感と焦り。
自分が女優だけに「役者に対する甘えがあったかな」。本番でOKを出した後、すぐに撮影や録音のスタッフに意見を聞いた。「役者は自分の演技がどうだったのかすぐに知りたいと自分で分かっているのに、遠慮したのか自信がなかったのか、意識がまずスタッフに向いてしまいました」。徐々に軌道修正していった。
「初心に帰りました。撮影現場では求められたら何度でもやり直して演じますという気持ちになりました。監督からすれば、材料がたくさんあった方が助かりますからね」。涙も不安も喜びも、全てが今後の女優人生につながっていく。
黒木瞳、映画監督デビュー!ベストセラー小説「嫌な女」を映画化
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黒木瞳、映画監督デビュー!ベストセラー小説「嫌な女」を映画化 黒木は「映画『風と共に去りぬ』を観て、あのスクリーンの中に入りたいと思った10代の頃。そして、20代でその中に入った。映画の世界は、すぐに私を虜にさせた」と自身の映画人生を振り返ると、「そ...
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黒木瞳(55)が声を上げて泣いた。初監督映画「嫌な女」が先週末、封切られた。昨年夏の撮影2日目。自宅に戻ると、無力感や自分のふがいなさに涙があふれた。日本映画界では、ほとんど例がない女優の監督挑戦。作品完成の喜びと苦闘の日々を聞いた。