1. 2016/06/09(木) 14:36:11
「葬儀で故人の死に顔を撮ることについてどう思う?」というネット調査では、約半数の人が遺体の撮影を「許容しない」と答えた一方、10人に1人は、実際に故人の死に顔を撮影したことがあるという事実が判明。実際の街頭取材では、亡くなった夫の死に顔を撮った60代の女性や、母親の安らかな姿を撮影し、スマホに保存している30代女性などが紹介された。
近しい人の死に顔や遺体をあえて撮影する理由、そこには「最愛の人のすべてを残しておきたい」「幼い娘にも母のことを覚えていて欲しいから」などさまざまなものがある。ブログに故人の写真を載せる人は「遠く離れた家族と思い出を共有したい」という思いを込めている、と説明する。
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昨今、亡くなった人の遺体や葬儀の様子をスマートフォンで撮影し、それをFacebookなどのSNSに投稿する人が増えているという。誰でも“写真家”になれる時代には、親族や友人の「死」への倫理観が変わりつつあるのだろうか。 作家の川上未映子氏による『週刊新潮』(6月2日号)の連載コラム「オモロマンティック・ボム!」では「SNSのどきどき」と題して、遺体や葬儀の写真をスマートフォンで撮影し、SNSにアップする人への違和感について書かれている。 このコラムでは、川上氏の知人には葬儀へ参列しても「元気だったときの顔こそを覚えていたいし、亡くなったあとの顔を見て思い出を更新したくない」という理由