1. 2016/05/30(月) 21:15:05
このほどマレーシア・ケダ州のスンガイ・プタニ市で、Shahril君という15歳の少年が腹部から驚くような“異物”を摘出する手術を受けた。異物の正体はなんと母親の胎内で十分に育つことができなかった双子のもう一人。かなりの大きさがあり、長い髪、頭部、手足、生殖器まで存在する「寄生性双生児」であったことをマレーシアのメディア『malaysiandigest.com』が紹介している。
Shahril君はサッカーをはじめスポーツが大好きな少年として成長したが、中学校に入ると丸く膨らんだ腹部に恥ずかしさを感じ始め、先月からは激しい腹痛に苦しむようになりついに病院へ。世界でも数少ない寄生性双生児の発見に本人はもちろん、診察した医師も家族も仰天した。
出典:static.techinsight.jp
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二卵性双生児として妊娠するも、片方がうまく育たず初期の段階で母体に吸収され、1人のみ誕生することが10~15%の確率で起こり得る。これは“バニシングツイン(Vanishing Twins)”とも呼ばれるが、生き残れなかった方の胚芽や胎児が母体に吸収されず、もう片方の胎児の体に宿ってしまう「寄生性双生児」という現象がきわめて稀に発生する。このほどの話題はマレーシアから。なんと腹部の異物として発見されたそうだ。