1. 2026/05/13(水) 00:39:35
研究では、アメリカ人口の約4%にあたる大規模データを使い、次のような方法が取られました。
未婚女性一人ひとりについて、年齢・学歴・所得などが似ている既婚女性を見つけ、その夫の特徴をもとに、「もし結婚していたら、この未婚女性はどんな男性と結婚していたか」を推計したのです。
第一に、未婚女性が想定する「いい男」の年収は、実際の未婚男性より58〜66%も高い。
第二に、「いい男」の大学卒業率は、現実より19〜49%高い。
第三に、「いい男」の雇用率は90%(実際は70%)と大きな差がある。
つまり、「いい男」とは、高収入、高学歴、安定した職を兼ね備えた存在として想定されているのです。
ここで重要なのは、女性の理想が非現実的だという単純な話ではないという点です。
むしろデータが示しているのは、女性が求める「いい男」に該当する男性が、結婚市場に少ないという現実です。
では、なぜこれほどまでに「いい男」は足りなくなってしまったのでしょうか。
まず1つ目は、女性の高学歴化です。
2つ目は、結婚相手の選び方に関する女性の傾向です。
一般に、女性は「自分と同等かそれ以上の条件の男性」を選びやすい傾向があると知られています。
実は同じような構造が日本でも確認されています。
かつては男性のほうが高学歴であることが一般的でした。しかし現在は、女性の大学進学率が上昇し、男女差は大きく縮小しています。
その結果、「いい男(=自分以上の条件の男性)」の数が相対的に足りなくなるという現象が起きています。
つまり、「いい男不足」は偶然ではなく、構造的に生まれている問題なのです。
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婚姻率が減少し未婚者が増え続けている。