1. 2026/03/05(木) 12:44:49
大学でできた友人と弾丸広島旅行をしていた最中、そんな希望を打ち砕く連絡が入る。祖父からの電話だった。
「お前の奨学金を、使い込んどったんじゃ」
「ほうなん……」
「それだけじゃのおての、あれは警察ともめて今警察署におる」
「はあ!?」
警察のお世話になった結果、母は精神病院へ入ることになったらしい
奨学金の管理は祖父母へと移り、使い込まれた分を祖父が補填したうえで無事に学費を支払ってもらえた。さらに、退院した母が謝ることはなかったが「これからの学費は自分が払う」と申し出てくれたのだ。
一度はどん底に落とされたものの、「改心してくれたんだ! これで普通の家族みたいになれるのかもしれない!」なんて、お花畑のような希望を抱いていた。……のだが、それから半年ほどで親が学費を払うことはなくなった。
「やっぱ無理だったわ! 退学するなり好きにして」と言って、学費の支払いを放り出してしまったのだ。
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筆者はいわゆる毒親サバイバーだ。大学生で上京し、物理的に母親との距離が離れたことで関係が少しだけ回復しているような気がしていた。母親いわく「子どもと一緒にいると嫌いになる」らしいので、筆者が引っ越すことで親子関係が改善したと思い込んでいたのだ。