1. 2026/01/17(土) 16:30:32
もともと結婚する気はなかったのですが、うれしいハプニングみたいな感じで40歳のときに、ひと回り年下の夫と結婚しました。夫が若いというのもあって、難しいかなと思いつつ、子どものことを考え始めて。周りからも「スポーツをやっていたから大丈夫だよ」って言われました。
でも、実際は逆なんですよね。子どものころから長年身体を酷使してきているので、むしろ身体は弱っていました。しかしそういうことは理解されていなかったですし、妊活や高齢出産に関しての知識も今ほど広まっていなくて、40代なのに「子どもはまだ?」って普通に声をかけられていました。
――不妊治療をしていることを周囲には話していましたか?
ほとんど言えなかったですね。親にも言えなかったです。バレーをずっとやってきて、根性で乗り切るみたいなところがあったので、弱音を吐けないんですよね。本名を出さないSNSの別アカウントをつくって不妊治療をしている人たちと励まし合うことはありましたけど、妊娠の報告があると「よかったですね」「おめでとう」と言いつつさみしくなってしまって、結局途中で抜けてしまいました。とても孤独でした。医師からかけられた言葉にすっごく落ち込んで病院を変えたこともありました。
+100
-15
ワールドカップや世界選手権への出場経験を持つ、元バレーボール選手の益子直美さん。引退後はスポーツキャスターなどでも活躍し、現在は日本スポーツ協会の副会長なども務め、スポーツを取り巻く環境整備のために精力的に活動しています。40代に不妊治療、50歳で心臓の病気を経験した益子さんに、現在の生活についてうかがいました。…