1. 2025/11/11(火) 17:10:06
木村さんは明らかに「激太り」。 顔はパンパンに膨れ上がり、首回りはスーツの襟に肉が乗っている。 お腹も妊婦のように突き出ていて、スーツのジャケットもスラックスもパツパツでした。 正直、目の前にいても、声をかけられなければわからなかったほどです。
「『いやあ、めちゃくちゃ太っちゃって。自分でもヤバいと思ってるんだけど』と苦笑いしていました。理由を尋ねると、答えは明確で、圧倒的な運動不足と、食生活の変化でした」
厚生労働省『令和5年 国民健康・栄養調査』によれば、20歳以上男性の1日の平均歩数は6,628歩。 都道府県別では平成28年までさかのぼる必要がありますが、たとえば東京都の男性は8,611歩と全国平均を大きく上回り、46都道府県中4位(熊本県はデータなし)。 ちなみにトップは大阪府で8,762歩でした。 一方、45位の秋田県は6,626歩、46位の高知県は5,647歩。 どちらも車社会が中心とされる地域です。 このように、都心部と地方では1日に1,500歩から2,000歩近い差が生まれています。
この運動量の激減に、「食の豊かさ」という地方移住の大きなメリットが組み合わさると、カロリー収支は一気にプラスに傾きます。
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豊かな自然や子育て環境を求め、地方移住を選ぶ人は増えています。一般に健康的と捉えられがちですが、生活環境の変化が深刻な運動不足を招く「落とし穴」も。 都市部ではインフラ上「歩かされる」一方、車社会の地域では「無意識の運動」がゼロに近くなることも。 都内のIT企業に勤める佐藤拓也さん(41歳・仮名)は先日、3年ぶりに再会したかつての同僚の姿に言葉を失ったといいます。 その同僚とは、木村良平さん(41歳・仮名)。 3年前に「子育て環境を一番に考えたい」と、佐藤さんたちも勤める会社を退職。 その後、妻の田舎のある地方に移住し、地元の企業に転職したと聞いていました。