1. 2025/10/25(土) 15:53:05
矢久保はブログで、乃木坂46の楽曲「きっかけ」に触れながら、「衝動で、思ったままに生きていいと、その歌詞の意味がようやく自分の中で腑に落ちた気がしました。」(※1)と卒業理由を言葉にしている。誰かに決められた区切りではなく、自分の感覚で前へ進むことを選んだというニュアンスだ。また、松尾の「私がここに居て出来ることはもう全てやり切ったなと心の底から言い切れるタイミングが来ました。」(※2)という言葉にも、同じく“自分の手で終止符を打つ”姿勢が表れている。昨今の卒業は、本人の内側で整った瞬間に自然と形になっているのも興味深い。
その背景には、“グループの構造変化”があると考える。5期生・6期生の加入により世代交代が進み、加入初期から大舞台への露出機会が増えたことで、活動の経験密度が格段に上がった。かつて時間をかけて積み上げていた成長曲線の多くが、数年の在籍で到達可能になりつつある。卒業年齢が若く見えるのは短いからではなく、濃いからだ。早い段階で納得の地点へ到達できること自体が、乃木坂46というプラットフォームの成熟を物語っていると言える。
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乃木坂46 4期生の矢久保美緒(23)が10月21日に卒業を発表し、23日には同じく4期生の松尾美佑(21)が卒業および芸能界からの引退を明らかにした。数日の間を置かずに続いた発表となり、ファンの間では驚きとともに卒業年齢の若年化があらためて話題になっている。...