1. 2025/08/05(火) 17:07:10
≪彼氏彼女がいる人のほうがいない人よりも“上”。コミュニティ内の地位が高い≫≪童貞は経験者よりも劣っている。処女はできれば早く捨てたほうがいいもの≫
といった、現代では考えられないような価値観が当たり前のように蔓延していたものです。
当時を象徴するスラングに「ヤラハタ」というものもありました。性行為を経験しないまま二十歳を迎えることを揶揄する俗語で、要するに童貞のまま成人年齢(当時)に達することは恥ずべきことという強迫観念を植え付ける言葉でした。
■かつて恋愛は“必修科目”だったが現在は“選択科目”になった
一昔前までは、恋愛していない人や性経験がない人が揶揄されていたことへのカウンターのように、いまは「恋愛しなきゃ!」「モテたい!」と必死になっている人を、「ダサい」「みっともない」「恥ずかしい」とする空気感が浸透しつつある気がします。
それが「もう“恋愛”は古い」という時代になっているという由縁。
+18
-15
「恋愛しなきゃ!」「モテたい!」はダサくてみっともないのか? とにかく恋人がほしいと必死になっている人、とにかくモテたいと躍起になっている人の価値観を、「ダサい」「みっともない」「恥ずかしい」と切り捨てずに、肯定してあげてほしい