1. 2025/07/04(金) 22:45:53
「働きたいという思いがありますか」の問いに、ほぼ9割(86.5%)の当事者が「はい」と答え、就労への意欲を見せている。「はい」と答えた人たちへの、対人関係が不得手なことも考慮した「オンラインやテレワークで働きたいという思いがありますか」の問いにも、9割近く(84.5%)が「はい」と答えている。
人や社会と接しない在宅、オンラインでの仕事への欲求。自由回答ではそれを求める明確な声も記された。
「障害のため、外での就労を目指すこと自体が厳しい。在宅状態でも就労可能になるような支援があればうれしい」
「毎日人と連絡を取ることや、ルーティンでの活動が苦しい。集団生活が苦手なためにひきこもっている人は多いのではないかと思う」
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一般社団法人「OSDよりそいネットワーク」はこのほど、ひきこもり状態の経験者・当事者を対象としたアンケートを実施。その結果を「ひきこもり経験者の居場所、社会参加に関する意識調査報告書」としてまとめ7月3日、都内で開いた会見で概要を伝えた。 アンケートの結果、精神疾患などさまざまな理由で自宅に引きこもっている当事者らのうち、およそ9割が「働きたい」と答えていることなどが明らかになった。