1. 2025/06/24(火) 23:57:14
■「絶対に法案が成立しないこと」は当然に知っている
本来であれば、国民民主党こそが早々に会期末の内閣不信任決議の提出主体となるべきであった。
だが、旧民主党2党のベテラン国会議員たちがとった行動は違った。彼らはこのタイミングで提出したところで「絶対に法案が成立しないこと」は当然、わかっている。
それにも関わらず、国会会期末まで共同提出の働き掛けをサボってきたのは、今回の茶番は内閣不信任決議をせずに済ませるために別の見せ場を作ることを狙ったからであろう。
では、日本国民はこの腐りきった国会の有様にどのように対処したら良いのだろうか。
野党勢力の中で、国会の茶番芸に通じた旧態依然とした野党ではなく、本気で減税を求める野党勢力の伸長が必要である。与党は野党が真剣に取り組まない限り、「減税」に関してゼロ回答を変える気はない。
今度の参議院議員選挙は「野党」に新しい風をどのように吹かせるのか、そして国民のために本当に働く議員を作れるのかが焦点だと言えよう。
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会期末になると与党による強行採決が実行されて、野党が内閣不信任決議を出して否決される茶番が行われる。この茶番がメディアで喧伝されることで、与党だけでなく野党も「頑張った感」を演出されることになる。