1. 2025/06/23(月) 23:52:40
■2024年度だけでも168件の輸入冷凍食品の違反事例
「違反内容の内訳は、野菜類は農薬、水産物や畜産物は大腸菌などの細菌類が多い傾向です。冷凍食品には“安全だろう”とのイメージがあるかもしれませんが、大きな間違いです。冷凍加工で菌が完全に死滅したり、添加物や農薬が消えることは基本的にありません。輸送中に新たな菌が付着・増殖するリスクが低いだけで、冷凍前に汚染されていれば、解凍後もリスクはそのまま残ります」
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「2007~2008年にかけて発覚した中国産冷凍ギョーザ中毒事件(※)まで、冷凍食品は“加工食品”という位置付けで残留農薬の検査は義務化されていませんでした。事件を機に残留農薬検査が実施されるようになり、近年は冷凍食品の食品衛生法違反事例が多数報告されています」 【※中国「天洋食品」が製造、日本に輸入・販売された冷凍ギョーザから農薬「メタミドホス」が検出され、ギョーザを食べた3家族10人が重篤な中毒症状を起こした事件。のちに、農薬混入は同社社員の故意によるものだったことが判明】