1. 2025/06/14(土) 22:13:41
げっぷを繰り返し、寒気を訴える旅客。不審に思った関空税関の検査担当の職員が、旅客の体や荷物の表面を小さな布でふき取り、探知機器にかけると薬物の反応が出た。本人の同意を得て病院に搬送し、エックス線検査をした結果、胃腸に不審な影が写っていた。旅客は体調が徐々に悪化して「おなかが痛い」と訴え、体内で炎症を起こして危険な状態に。9日間入院し、コカイン入りの74袋を排せつした。
関空税関によると、旅客はブラジル人の食料品販売業の女性(35)で、航空機に搭乗してブラジルからフランスを経由し、関空に4月16日に到着した。コカイン675グラム(末端価格1688万円相当)を小分けにし、体内にのみ込んだり、股間に隠していたりしていたとして、関西空港署は麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)などの疑いで逮捕した。体内から排せつされた74袋のコカインは、1袋が長さ6センチ、直径1・5センチで透明のポリシートに包まれ、さらに紫色のゴム状の袋に入れられていた。
出典:cdn.mainichi.jp
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体内から74袋のコカイン のみ込んで不正薬物密輸、関空で相次ぐ | 毎日新聞