1. 2025/05/28(水) 17:14:34
小泉農水相が打ち出した備蓄米の随意契約では、政府から直接、小売業者に売り渡されるため、JAのような集荷業者は“飛ばされた”という側面もあるのでは、という問いに対しては「飛ばされたと思う」と率直に語った。
そのうえで「コメの集荷でいうと、JAは全国で30%程度。JAを通すとコメの価格が上がるなどという話があるが、JAで価格調整なんてできない」と昨今の農協への批判を一蹴。「JAは集荷業者。農家のコメを集荷し、卸に販売するのが主な業務。卸の方で価格については考えているのではないか」
出典:fnn.ismcdn.jp
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「備蓄米の定義は、何かあった時のためのものではないのか」
コメの安定した需給と価格の低下という点で期待されている備蓄米だが、JA福井県中央会の永井候専務理事は、その本来の目的について言及した。「これだけ放出すると、去年夏のように南海トラフが危ないという話になったらどうするのか。本当に起きたらどうするのか。(備蓄米は)もうない、となる」
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JAなどの卸業者を介さず小売へ直接販売することで安定供給を目指すというが、これに対しJA福井県はそもそも「JAが価格調整なんてできない」と主張。さらに「適正価格は3600円程度」とし、価格の下落で生産者に影響が出ることへの懸念を示した。...