1. 2025/05/17(土) 21:23:24
「この西オーストラリアで彼らはサリンを製造し実験をしたのです」(州警察でテロ対策に関わっていたデビッド・パーキンソン氏)
現場から発見されたのは大量の羊の死骸だった。死んだ羊からサンプルを取り、分析すると驚くべき結果が出たという。
「羊の毛からサリンが使われたという証拠が出た。羊たちはサリンによって死んだのです。彼らは可動式の柵で狭い地下鉄のような空間を作り、羊たちを隙間なくつめこみました。そしてサリンをまいたのです」
サリン散布の実験が日本から8000キロ離れた西オーストラリアで行われていたという驚愕の証言。この翌年には松本サリン事件が起きている。つまりオウムは動物を使い、この地で予行演習を行っていたのだ。
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オウム真理教教祖・麻原彰晃の逮捕から今年5月で30年。地下鉄サリン事件は未曾有の大惨事となったが、その2年前、オウムはオーストラリアで極秘にサリンの実験を行い、さらには「核武装化計画」まで進めていた。