1. 2025/05/17(土) 15:47:07
停戦の前提条件として要求したのは、ウクライナ東部と南部4州からの、ウクライナ軍の完全撤退。まだロシアが支配していない地域からも撤退するよう求めていて、ウクライナとしては、到底受け入れられない要求だ。ロシア側は、ウクライナがこれを拒否した場合、この4州に加えて、国境沿いの2つの州(スムイ州・ハルキウ州)まで占領地域を広げると威嚇したという。
ウクライナ側は、交渉終了後の会見で「ロシア側から受け入れ難い発言がいくつかあったが、私たちは冷静さを保った」と述べるにとどめた。
今回のロシア側による“どう喝”交渉から見えてきたのは、目的を達成するまではウクライナ侵攻を“継続”するという強い意志だ。もともとロシア側は、今回の直接交渉を約3年前に行われた交渉の再開だと位置づけてきた。前回の交渉では、ウクライナの中立化(NATO非加盟)や、非軍事化(軍備を大幅に制限)など、実質的な降伏要求を突きつけ、最終的に決裂した。
ウクライナを再度、ロシアの影響下に置くというプーチン大統領の目的は変わらず、その道筋が見えない場合、ロシアは停戦に応じない構えだ。
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ロシアとウクライナの約3年ぶりの直接交渉が16日に実施された。ロシアは即時停戦を受け入れず、様々な条件を突きつけたとみられる。